砕石事業
湿式プラント砕砂製造ライン増設
全乾式砕石プラント 公称生産能力 250t/h
滋賀県と福井県の県境に位置するプラントにて、生コンクリートやアスファルトコンクリートの原材料として、または盛土材と建設シーンでは様々な需要に対応すべく、単粒砕石や路盤材・盛土材を製造しております。滋賀県から福井県嶺南地域を営業エリアとし、国道161号線バイパス工事、舞鶴若狭自動車道建設工事をはじめとした様々な工事現場に我が社の製品を納入いたします。
入り組んだ形状のプラントですが、砕石を製造する側だけの都合ではなく、自然との共存を考えられた設備になっています。極力自然の形状を損なわないようにプラント各機器を階段式に設置して、製品フローの電力・設備の軽減を図る設計、配置にしています。
近接する国道303号線の通行車両に迷惑をかけない様、砕石運搬車両の通行経路は全面舗装を施しており、砕石運搬車両が巻き上げる土砂粉じんを軽減しております。また、西日本最大級のバックフィルターを整備し、製造過程により発生する粉じんについても対応しております。
湿式プラント 公称生産能力 100t/h
滋賀県では生コンクリートの材料となる砂を琵琶湖の湖中より採取しておりましたが、平成23年度より採取できなくなりました。これを受け、平成8年6月に、砕石に含まれる砂を利用すべく湿式プラントを建設し、時代のニーズに合った商品提供を行っております。
生コンクリートの材料に海砂を利用すると、砂に含まれる塩分が鉄筋に与える影響により、構造物の強度に問題が発生します。当社ではそういった心配のない砕石を使用し、砕石から発生した砂を水洗いして砕砂を製造・販売いたしております。今後の主力商品として更なる需要が見込まれます。
砕砂の需要は年々増加の一途を辿り、近年では舞鶴若狭道高速道路工事のトンネル工事に使用される、覆工コンクリートの原材料を中心に使用されております。トンネル工事においては、覆工コンクリートの崩落事故等、起きてはならない事故が多発している中で、使用するコンクリートには特に強度を求められています。当社の砕砂は品質検査・強度検査ともクリアし品質も高いことから、様々な工事現場にて使用されております。
原石山での作業では岩石採取計画認可申請の内容に基づき、採石業務管理者の指揮の元、採取を行います。岩石の採取は、クローラードリルにより穿孔・装填し、発破作業後、バックホウにて最終残壁となる山側より安全勾配（70度以下）を確保しつつ、整形を行いながら採取していきます。
当社で一番大きなバックホウです。（CAT345Cバケット容量1.8㎥）。この重機を含めバックホウ5台、ホイールローダー3台、クローラードリル1台保有しております（尚、社会の環境、需要を鑑み小型化、省力化に取り組んでいます）。
原石の積み込みは、ホイールローダー、バックホウにて行います。原石採取場からプラントまでの原石運搬に、10tダンプトラックと40tダンプを用います。
(クラッシャーラン）
C-40
M-40
5－13mm
13－25mm
25－40mm
1,500㎥
1,500㎥
1,500㎥
150ー200mm
500㎥
大量注文にも対応しております。ご相談ください。
