CSR活動
BCP(災害時建設業事業継続力認定制度)
東日本大震災をうけて人間の無力さを痛感し、災害時に建設業として何ができるか、何が求められるかを考えさせられました。
いざ発生した災害に対し、2次災害への対応・緊急避難道路の確保・整備・人命救助など建設業として求められることは様々です。 このことを受け、平成24年8月に近畿地方整備局による事業継続計画(BCP)の継続力認定制度に基づき、同8月に「BCPシステムマニュアル」を申請し、同10月1日「災害時建設事業継続力認定制度」の認定を受けました。
弊社の所在地で発生の恐れがある災害を事前に把握した上で、早期に建設業としての機能を回復できる仕組みを構築し、事業を再開する。このBCPシステムマニュアルに基づいた行動を共有し、災害に備えたいと思います。
災害時応急救援活動協定
いつ発生するかわからない地震、風水害、その他の災害時に対応すべく、滋賀県建設業協会を通じて官公庁と防災協定を締結しております。公共土木建築施設の応急復旧・人命救助・応急仮設住宅の建設・被災住宅の応急修理等に土木建築材労力を必要に応じて協力いたします。
本社があります滋賀県高島市には、地震発生が危惧されます琵琶湖西岸断層、花折断層があり地震発生確率が低いものの、地震への備えは重要となっております。地震が発生した場合、家屋倒壊等がクローズアップされますが、まず救援物資の受け入れや、被災者の搬出にも交通綱の確保が不可欠となります。こういった有事発生時、速やかに対応すべく自社防災組織を立ち上げ、建設業者の特色を活かし道路の確保を始め、河川の氾濫、土石流災害に対応できるように協定締結先と連携しながら対応していきます。
建設現場では、緊急時に速やかに対応すべく緊急備品BOXを備え付けております。建設現場では、普段使用するものばかりですが、緊急事態はいつ起きるかわかりません。普段あるものほど、いざという時にないという経験を活かし、環境保全に努めていきます。些細なことかも知れませんが、こういった小さなことから1つずつ改善を行い、従業員はじめ、関係協力会社、地域全体へ広げていきたいと考えております。
●近畿地方整備局平成18年3月20日締結
●滋賀県 平成8年3月29日締結
●高島市 平成17年11月24日締結
エコキャップ・プルトップの回収運動
事業所や、建設作業現場で発生する資源ごみを環境配慮のため分別処分を行っておりましたが、分別作業において何か役立つことはないのかと考え、エコキャップの回収、プルタブの回収を平成22年2月より始めました。エコキャップは、NPO法人エコキャップ推進協会の活動に賛同し、回収を実施いたしました。エコキャップ400個で10円換算され、800個(約20円)でポリオワクチンが購入でき、1人の子どもが救えます。プルタブは、約800㎏で車椅子1台に交換できます。
当社におきましては、お金を出して様々な活動をするよりも、日々発生する資源ごみを活用することによる活動を全社員で取り組むことで地域社会に協力をしていきたいと考えております。活動としては小さいかもしれませんが、何事もしないよりした方が良いと考え、回収運動に取り組んで行きたいと考えております。